課題
保険金請求の処理や保険契約の変更時に、最も重視されるのは顧客満足度です。業界大手のある損害保険会社では、自社のコールセンターへの問い合わせ件数が多く、通話内容を記録して品質を分析することに苦慮していました。月平均で約8,000件の問い合わせのうち、分析できたのはわずか40件という状況でした。しかし、損害を受け不安やストレスを抱えた顧客への最適な対処法を積極的に考えていかない限り、会話記録をチェックするだけでは十分とは言えません。そこで、コグニザントは、顧客の問い合わせに速やかに回答し、重要な情報を伝えて問題を解決するツールを開発して、そのツールを顧客サービス担当者 (CSR) に提供することを目指しました。