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ケーススタディ

課題

クライアントである米大手重機メーカーは、10年以上にわたりテレメトリーデータを活用して車両や設備の管理を行ってきましたが、同社の各SBUは独立して業務にあたっており、それそれのソリューションは互いに連携されていませんでした。この相互にまとまりのないアプローチを見直し、テレメトリーデータを活用することにより、IoTとデータサイエンスを用いたデータに基づく差別化されたサービスを提供したいと考えていました。そこで、全社規模のアナリティクスを導入してその情報を収益化するべく、コグニザントに支援を求めました。

私たちのアプローチ

Microsoft Azureに加えてIoTに特化した独自のサービスを活用し、機器や製品からのテレメトリーデータを保存・管理・分析できる全社的なテレメトリー・プラットフォームの構築を支援。この統合プラットフォームはデータ収集を一元化し、アプリケーション間での情報交換を容易にします。また、サイズや収集間隔の異なるファイルに対応した、独自の解析ルーチンを作成しました。当社のコネクテッドデータ構想は、全社的な単一のデータウェアハウスを用いて、部署や製品ラインをまたいだデータ管理を可能にします。現場から収集されたデータは同社のアプリケーションで活用されるだけでなく、必要に応じて他社のアプリケーションからもAPIレイヤーを介してアクセスできます。

コネクテッド重機に対するアプローチの見直し

データアナリティクスを可能にする一貫した単一のIoTプラットフォームにより、同社は現在テレメトリーが生み出すビジネスチャンスを最大限に活用できるようになりました。一貫したデータが全社規模で利用しやすくなったことにより、同社はより質の高いソリューションの提供、社内/パートナー企業とのイノベーションの推進、より迅速で持続可能なスケーリングが可能になりました。

Cognizant’s Mobility+ プログラムや、インテリジェント・プラットフォーム、ソリューション、サービスの当社の実績に関する詳細をご覧ください。

200万台

IoT機器の設置が可能な重機(現在の30万台から拡大可能)

6,000 TB

現場で収集可能なデータ量(1日あたり15 GBから拡大可能)

数週間から数時間へ

重機/作業データへのアクセス性が向上