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ケーススタディ

課題

クライアントである米大手重機メーカーは、10年以上にわたりテレメトリーデータを活用して車両や設備の管理を行ってきましたが、同社の各SBUは独立して業務にあたっており、それそれのソリューションは互いに連携されていませんでした。センサーやIoTをいち早く取り入れたにもかかわらず、現場でデータを効率的に取得できず、パフォーマンスの低下や収益損失などの課題を抱えていたのです。デジタルイノベーションへの明確なアプローチを持たず、テレメトリデータからインサイトを引き出せずにいた同社は、長期にわたるパートナーであるコグニザントに運用コスト削減に向けた支援を求めました。

私たちのアプローチ

コグニザントは、テレマティクスインフラを最大限に活用して、車両の整備状況、オペレーター挙動、位置情報、その他パフォーマンスなど、重機に搭載されたセンサーから得られるデータを使用することで、同社のIoT機器とロジスティクスフレームワークから新たな価値を引き出すソリューションを考案しました。また、IoTデータを活用したモバイルツールを開発し、効率化も図りました。本ツールを通して、現場における重機の出入りを自動的に従業員に通知し、さらに、内蔵されたGPS機能から重機の正確な位置情報を特定して迅速な車両回収を可能にすることで、作業時間を短縮します。

重機の位置情報や稼働状況を適切に把握し、フィールドサービス業務を効率化

テレマティクスデータを使用することで、重機の利用状況を管理し、稼働率をトラッキングできる新たな機能性を実現しました。これには、車両状態のリアルタイム監視、非効率稼働 (アイドリング、稼働率低下、誤用) の表示機能なども含まれます。こうしたデジタルトランスフォーメーションとイノベーションを通して、同社は引き続き技術変革を推進し、マーケットシェアをさらに拡大しています。Cognizant’s Mobility+ プログラムや、インテリジェント・プラットフォーム、ソリューション、サービスの当社の実績に関する詳細をご覧ください。

約1,000万ドル

収益損失を軽減

33,000台

テレマティクスフレームワークで対応可能な重機台数

年間1,000時間

重機の追跡に費やされる時間を短縮