この映画は、社会と世界がどれほど進歩したか、しかしいまだどれほど多くの課題が残されているかを強く思い起こさせるものでした。「ギンズバーグ判事の粘り強さに心を打たれました」と、社員が感動を共有しました。参加者のラジェッシュ・パワールさんは、「彼女は非常に多くの障壁に直面しましたが、決してあきらめませんでした。職場や世界で今も女性が直面している障害について考えさせられました」と語ります。
また、ギンズバーグの話に個人的な共感を覚えた人もいました。「母親としての役割を持ちながら、ロースクール、男性優位となっているプロフェッショナル領域でキャリアを築き上げていく姿を見て、信じられないほど感動しました」「どれほど不利な状況に置かれたとしても、また立ち上がる力と強い目的意識は前進していく大きな励みになると気づかせてくれました」。社員に同行したパートナーの一人は、 「もっと多くの人、特に男性にこの映画を今回観てもらえなかったのが残念だ」 と語りました。この上映会は、職場における平等だけでなく、家庭生活における平等や、男女間の平等を提唱し続けることの重要性についての会話につながり、多くの参加者が、社内外で男女平等と公平のイニシアチブを支援する意欲を感じてイベントを後にしました。DEIチームの一員でもある奥出淳子さんは、「進歩が当たり前だと思いがちですが、RBGは、私たちが今持っているすべての権利は、そのために闘ってきた過去の方々の活動によるものだということを教えてくれました。この戦いを前進させるのは現代を生きる私たち次第なのだと感じました」 とコメントしています。